福島県サッカーのレベルアップにも貢献 高校JFAアカデミーの壮行試合 (2023年10月23日)

福島県サッカーのレベルアップにも貢献 高校JFAアカデミーの壮行試合 (2023年10月23日)

福島県サッカーのレベルアップにも貢献 高校JFAアカデミーの壮行試合 (2023年10月23日)

プロサッカーも盛り上がりを見せるなか、サッカーの聖地Jヴィレッジで特別な一戦が行われました。

10月22日、Jヴィレッジで行われた、特別な一戦。
その主役となったのは高校生たちです。
福島県内屈指のサッカーの強豪校、白いユニホームの尚志高校と、青のユニホームをきた選手たち…よく見ると JFA・日本サッカー協会の文字が…そうJFAアカデミー福島の選手たちが対戦しました。

中高一貫のサッカーエリート育成機関と知られるJFAアカデミー福島ですが、震災、原発事故の影響で拠点を静岡県に移していました。

その後、2019年のJヴィレッジの営業再開に合わせ、徐々に福島に活動の拠点を戻していますが…高校生のカテゴリーは2023年度で解体しチームの消滅が決まりました。

■仲村浩二監督
「アカデミーが来て、色んな指導者が来てくれたりとか福島県のサッカーを10年進めてくれたんじゃないかなって思う感謝の気持ちを込めてしっかり戦いたい」

22日の試合は、カテゴリー最後となるJFAアカデミー福島の選手たちの今後の活躍を応援しようと開催されたのです。

そのためスタンドに詰めかけた尚志高校の応援団も。
■応援
「尚志高校かかって来いよー♪」
この日だけはJFAアカデミー福島を全力で応援しました。

試合は、JFAアカデミー福島が立ち上がりから得意のパスワークで尚志ゴールに迫ります。

しかし、一瞬の隙を突いたのは尚志!14番の藤川からのクロスに9番の網代!技ありのシュートで先制すると、勢いに乗る尚志は得点を重ね3対0で勝利しました。

■JFAアカデミー 長尾ジョシュア文典選手
「いいプレーをした時に盛り上がってくれるのは、やっててとても楽しかったです」

■尚志高校 渡邉優空選手
「監督からもJFAアカデミーとは昔から切磋琢磨してきたと聞いていて、そのアカデミーが最後という事で、尚志がJFAアカデミーの思いも背負って選手権も戦っていこうと思いました」

JFAアカデミー福島の高校生のカテゴリーは現在、静岡県で活動しています。
福島と静岡離れていてもサッカーを通じて互いの絆を深める特別な時間でした。

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