英サッカーのレクサム昇格、記者会見にオーナーのハリウッド・スター「乱入」 選手に「シャツよこせ」
英ウェールズのサッカーチーム、レクサムAFCが22日、イングランドのナショナルリーグ（5部）で優勝し、15年ぶりにフットボールリーグ（4部）に昇格した。
試合後の記者会見には、マーベル映画「デッドプール」シリーズなどで人気の俳優ライアン・レノルズさんが「乱入」。イングランド代表やマンチェスター・ユナイテッドでもGKをつとめたベン・フォスター選手や、MFエリオット・リー選手に、「シャツをよこせ」と要求した。
「芸能界にいると金に困ることもあるんだよ」などと言いながら、スター選手たちのユニフォームを手に入れたレノルズさんは、2020年に米俳優ロブ・マケルヘニーさんと共に、レクサムのオーナーになった。
巨額負債を抱えてチーム消滅の危機に直面していたレクサムは、レノルズさんたちがオーナーになったのを機に、注目を集め、複数の大口スポンサーを得た。チームが再生に向けて奮闘する様子は、「Disney+」配信のドキュメンタリーシリーズにもなった。
この日の試合に勝ち、リーグ昇格が決まった瞬間、スタンドで見守っていたレノルズさんは「ロブと僕はあの時、なんだか意識が飛んでしまったけど、あの瞬間はどうにか絶対に忘れない」とツイートしている。その様子を撮影したのは、俳優仲間のポール・ラッドさんだったという。
（編集部注： 日本では「レイノルズ」と表記されることの多い「Reynolds」を、BBC日本語では現地の音に近づけて「レノルズ」と表記しています）
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