西谷文和 路上のラジオ 第149回 たつみコータローさん「万博もカジノもいらない。まっとうな政治を取り戻す。」
ゲスト: たつみコータローさん(前参議院議員)
今回の「路上のラジオ」は、前参議院議員のたつみコータローさんをお迎えします。たつみさんと言えば、森友学園への国有地売却を巡る近畿財務局の担当者と学園側との音声データを公開し国会に問題提起したことでご記憶の方も多いことでしょう。そのたつみさんらはこの度、「大阪万博は中止せよ」の声明を出されました。その理由とは、万博カジノの巨大開発プロジェクトは、もはや完全に破綻しているからだとおっしゃいます。大幅に開発が遅れている夢洲の土壌改良やインフラ整備、建築物の造成などを間に合わそうとするならば、建設労働者にこれまで以上に過酷な労働を強いることになるのは必至で、建設業の2024年働き方改革による上限規制など守られるはずはないことが明らかになって来ました。つまりは違法なことをしなければ完成しないプロジェクトは、破綻しているとしか言いようがないということです。そもそも兆単位でどんどんと膨れ上がる建設費(つまりは税金)、埋め立てられたPCB・ダイオキシンをはじめとする有害物質、企業や学校まで押し付けられる売れないチケット、万博跡地へのカジノ誘致に絡む賃料談合疑惑など、ブラック企業のそのまた上を行くほどの異常さ。そのどれをとっても正気の沙汰とは思えません。たつみさんには、それらの現状についてじっくりと伺います。
そして番組後半では、「亡国の岸田内閣を終わらせる」と題して、たつみさんに、もう我慢できない、聴く力ゼロの政治に改めてメスを入れていただきます。着々と戦争ができる国をつくる岸田政権、5年で43兆もの軍事費、国民がいやだいやだと訴え続けるのに決して止めないマイナンバーカード、何よりアベノミクスの失敗による経済の混乱と物価高による家計の逼迫。有権者は今こそノーを突きつけねばなりません。この秋か来年かと言われる解散総選挙に備え、野党政党間の政策合意を急ぎ共闘の糸口をつかまなければなりませんし、市民連合の活動も注視したいところです。たつみさんとともにじっくりと考えていきます。今回も聴き応えたっぷりの60分、どうぞ最後までお付き合いください。
00:03 前枠 TM~
04:36 前半 Jingle~
31:34 後半 Jingle~
56:40 後枠 ETM~
58:14 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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「打倒維新へ。あきらめへん大阪」西谷文和・著(せせらぎ出版)
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